大検体験

もう今は高認と呼ばれている大検。その大検時代に実際経験した人のサイトをちょっと覗き見。

その方は家庭の事情で高校を途中で辞め、すぐに働きに出たそうです。そして結婚・出産を終え普通の主婦時代をすごしておられたそう。子育てや仕事に追われ大検のだの字も頭になかったらしいのですが、子供さんも少し手を離れ自分の時間を持てるように。やっとずっと心に引っ掛かっていた高校卒業を思い出し、思い切って大検にチャレンジ。中学受験以来の猛勉強ぶり。

いざ大検のための勉強を始めてみると、自分が思っていたよりはるかに大変で、ずっと頑張れたのは家族、職場のみんなの協力がなければ無理だと振り返られてます。それと「やれば私でも出来る!」という強い信念のみ。

そして大検の当日、会場を見ると自分のお子さんとそう変わらない人たちでいっぱい。圧倒され頭が真っ白になり動揺していたときに、白髪交じりの初老の方に声をかけられはっと我に返り、自分を取り戻すことに。大検に挑むのは若者のみあらず。大検合格を目指して頑張ってきたみんなの試験なのですからね。

二日間の戦いが終わり、後日送られてきた封筒には合格通知書。嬉しくて涙が止まらなかったそうです。目の前の大きな壁を乗り越えたとき、また次の目標となるさらに巨大な壁が見え始めたらしいです。大検は単なる資格取得以上の何かをもたらしてくれるんですね。

今時の受験

受験と言えば中学受験、小学受験にとどまらずいまや幼稚園受験も盛んですね。
そんな小さい間から勉強に打ち込めるのは平和で豊かなこの国ならではですね。

先日見ていたテレビで「カンボジアに学校を作ろう」というボランティアの企画。学校どころかきれいな飲み水さえも確保できない国が世界中に点在しています。何かできることはないかと某タレントさんの発案で絵をオークションにかけその収益金を学校建設に充てるというもの。

それを見ているうちに、簡単に中退してしまうなんてなんて贅沢なんでしょうという感情が。。しかもそこでダメになるわけではなく大検などのシステムがあるのは本当にありがたいとしか言いようがないですね。ただそこに心の病的なものがいっぱい潜んでいるのも事実です。

ものは豊かになったけど心が貧しくなった時代というのが大検のシステムからも垣間見えますね。そしてその大検も今は高認というものに姿を変え、短期在宅学習でもかなりの人たちが大検合格できるようになっています。もちろん一人だけの力では難しいでしょうが、それをきちんとサポートする施設や人材も揃っている。

勉強したくてもできない人たちにたいしても、手厚いフォローが日本では充実しています。学習能力とともに人間性も豊かになっていくことを願ってやみません。

大検対応塾の話<続き>

某有名なKというの大検に対する取り組みを具体的に調べてみますね。
大検(現高認)を受験する人たちの内訳のグラフを見てみると、
・高校中退ー61.0%
・全日制高校在学ー17.2%
・定時制または通信制高校在学ー9.7%
・高専中退ー1.9%
・中学校卒ー6.0%
・その他ー4.2%
<平成19年度>

となっています。やはり高校を途中で挫折した方が一番多いんですね。
そして思っていたよりも在学高校生が多い。そこで科目をクリアしていれば免除されるのも大検ならではです。

つまり大検受験者はみんな同じスタートラインではないということ。この塾の大検合格率は年々上がっており某県の塾では19年度はなんと100%!制度が変わり、受ける側にすれば合格しやすくなったのかな~と思ったりします。

旧の大検

大検と今の高認には若干違いがあります。具体的には試験科目にそれまで選択科目だった英語が必修科目になりました。その変わりに家庭が無くなりました。(つまり平成16年度の大検を受けた人まで家庭を受検)それに加え選択科目自体が無くなりました。

試験内容よりも大きく違いを実感できるのは全日制高校へ在学していた人は受検不可だったのが高認では在学したまま受検可能になったことではないでしょうか。現役高校生のまま受験できるようになった背景には不登校や引きこもりの生徒の増加が挙げられています。大検でも高校(定時制や、信制、単位制など)に通ったまま受検することが出来ましたが全日制の場合だけは試験初日の前日までに中退するのを前提に大検の出願後に決められた手続きをしなければ、受検することができませんでした。

大検制度が廃止され高認が発足したことにより、若者のほうがメリットが多くなった気がしますね。それでも受験資格をきちんと満たしていなければ高認も受験できません。それは大検と共通しています。詳しくは文部省のサイトなどで詳しく知ることができます。また大学の学校案内などを参考にされることをお勧めします。

大検は今・・・

何かの事情で高校を卒業できなかったりした人のためのシステムが「大検」
でも、それも2004年に廃止となり、今は通称「高認」といわれるものに変わっています。旧にはなりましたが、今どうなっているのかを調べてみたいと思います。

現代の子供たちは何でも当たり前精神が根強くあり、なんかあったらすぐに足を出してしまう傾向がありますよね。高校などもいとも簡単に辞めてしまって、後で後悔するケースも少なからず・・近所や知り合いの子供さんにもそんな若者が増えてきたように思います。せっかく苦労して入学したのに途中で辞めるのにはそれなりの理由があるのでしょうが、ただ単に「面倒くさい」とか「先生が気に入らない」とかで退学された日には親たちはどんな気持ちなんでしょうかね。

家庭の事情や経済的理由などから学校に通えなくなってしまった人たちにも教育の道を作ってあげようという精神から生まれたものでしょう?大人になり、中途半端で終わってしまった教育にもう一度道を作ってあげようという主旨から生まれたものですよね。それが今では少しずつ事情が変わってきてるみたいですので、そちらの方を少しリサーチしてみたいと思います。