大検の仕組み

大検と言えば、満16歳以上の人なら誰でも受けることができていましたよね。また、現役の高校生でも全日制の人は受けることができず、通信制や定時制、または単位制の高校に通っている人しか受験できませんでした。(高卒認定試験となってからは全日制の人も受験可能になりましたが。)

大検の場合は、全日制の高校に通っている人なら、大検の試験日当日になってもまだ学校へ在籍していることになっていると、例えその時点で休学中であっても、受けることは不可能だったので、必ず退学の手続きをしないと受けることもできませんでした。

そして大検というのは科目合格式の資格となっているので、免除がない場合には合格する為に必要である9~10科目中の1科目でも合格すれば、次の受検からはその合格した科目はずっと有効となるので受ける必要はなくなります。また、その合格した科目に有効期限とかもなく、何年も時間をかけて1つずつ、合格していくという方法でもOKでした。要は1回の受検で必ずしも全科目合格しなければいけないというわけではないんですね。もちろん1発で全て合格できるというのなら、それに越したことはありませんけど。大検に合格するには1科目ずつでも合格していけばその科目は合格になるんです。

ただ今現在の高卒認定試験では、合格に必要な科目数は現代社会を選んでいる場合8科目で、倫理及び政治・経済を選択している場合は9科目となっています。高卒認定も基本は同じものなので、そこまで変化はないです。

大検の必要書類

大検(現・高卒認定)を来年に受けようと考えている人の為に今回は大検に必要な書類について紹介しようかと思います。

まず、大検の受験願書は当然ですよね。
そして書類というか受験料なのですが、自分の大検の受験科目数に応じた【収入印紙』を願書の所定の欄に貼らなくてはいけません。

その科目別の受験料ですが
■7~9科目受験の場合は8千5百円
■4~6科目受験の場合は6千5百円
■1~3科目受験の場合は4千5百円
となっているそうなのでご参考に。

そして住民票1通(戸籍抄本)も必要です。これは、出願前6ヶ月以内交付で本籍地記載のものです。コピーはもちろん認証印の無いものは不可となっているそうです。科目合格者については、科目合格通知書の提出でOKだそうです。ちなみに外国国籍の方は、外国人登録原票記載事項証明書というものを提出しなければいけないそうです。ただ、前回の受験後に名前や本籍の変更があるという場合は、戸籍抄本の添付が必要だそうです。

科目合格通知書ですが、過去に大検又は高卒認定試験で合格した科目がある場合は必ずその原本を添付しなければいけないそう。もちろんこれもコピーは不可だそうです。そして科目合格通知書の提出があるという場合には、氏名・本籍・生年月日の確認書類は不要となっています。受験地、住所及び氏名を裏面所定の欄に記入するといいそうです。

そして試験科目の免除を申請する方のみ、試験科目の一部免除に必要な書類というものがあり、その書類とは、証明書類と現在の名前が異なっている場合には、必ず戸籍抄本を添付しなくてはいけません。身体障害者等受験特別措置希望者のみ、特別措置申請書ということで、その診断書が必要となるそうです。

そして受験者の写真を、同じものが2枚必要です。出願前の6ヶ月以内に撮影した正面上半身のもの。この時に帽子などは不可となっています。その写真のサイズは縦4cm×横3cmです。その写真の裏面に氏名と受験地を記入して、受験者票(控)と受験票の所定欄に貼り付けしておかなければいけません。この写真についても当然のことなのですが、カラーコピーや自宅で印刷したような不鮮明な写真はダメですよ。

そして最後に封筒A(出願用封筒)というものを用意しなければいけません。受験地の住所、及び自分の名前を裏面所定の欄に記入します。

以上の書類などをキチンと用意して、安心して大検(現・高卒認定)受けられるようにしましょうね。

大検と大学受験体験記

大検を受けようと思ったキッカケは人によって違うと思いますが、私の知人の大検と大学受験の体験記を紹介したいと思います。

その人は中学の時は部活にも打ち込み、勉強もそこそこ頑張っていて、かなりまじめなタイプだったのですが、高校から変わりました。高校からと言っても、本当は受験の時からだったんですけどね。高校受験を受けて希望の高校に入ることができず、希望していなかった私立高校に入学しました。

そして元々明るい彼女は、そこでの勉強勉強と頑張り過ぎて遊ぼうと考えない友人達との関係についていけず、気付いたらいつも1人でいて、学校にいるのがだんだん苦痛になっていき半年もたたずに中退しました。せっかく頭のいい人だったのに、最初それを聞いたときはすごくもったいないなと思いました。

でもしばらくフリーター生活を続けながらも、どこも長く続かずにいて、しばらくすると『このままではいけない』という気持ちが大きくなっていったんだとか。そして同じく高校を中退した友達が『大検受けて短大か専門学校に行くわ!』と言う話を聞いたらしく、自分も大検を受けようと思ったそうです。大検の存在は知っていはいたけど全く受けようとは思わなかったんだとか。友達に影響されて受けようと決意できて、新たな目標に向かって頑張り始めて数か月。

大検はあっさり合格。元々頭がよかっただけに、高校卒業程度の学力は在宅学習で簡単に身についていったそうです。そして問題は大学受験。その子も大学は大変だと思い短大にしたそうなのですが、地元はどこも受かることができず、東京のが1つ受かり、通うことになりました。知人曰く、『その短大も別に行きたいと思っていたところじゃなかったし、不本意だったけど大検を受けて短大に行けたことで、今の自分になれたからよかった。』と言っています。

もしあの時大検を受けていなかったら、今もまともに就職せずにフリーターで実家に居座っていたと思うと言っていました。キッカケが大検ていいことですよね。

大検に受かるには

大検に受かるために大事なことは、要は大検の受験日までの計画をどうしていくかということが大事なところなんだと思います。

ただひたすら頑張って勉強するだけでは効率がよくないと思います。そして大検というのは科目数が多いので、やっぱりしっかりとした計画をきちんと立てることが何よりも大事なことだと思います。そして勉強方法としては、不得意な科目にいかに時間をかけるか、ということが大事なことだと思います。

そして大検というのは、受験する科目において全てにおいて合格点を取らなければいけないということなので、不得意な科目があることは大検を受けるにあたって致命的なことですよね?でも人というのはどうしても得意な科目の勉強ばかりしてしまいがちなものです。それは得意である科目の方が楽しく勉強できるはずなので、心情的にもすごくはかどっているような気になるんですよね。でも本当なら、不得意科目にこそ時間を掛けることで、苦手を克服しておいた方が無難だということですね。

そして大学受験と大検の違いは、受験科目の合計点で合否が決まることはないというところ。大検の合否というのは全ての科目の合計点で決まるものではないので、そこに注意してほしいなと思います。これらのことが頭では理解していたとしても、人は意識していないと楽な方へ流れていくようにできているものだと思うので、そういった点に関してはいつも注意して勉強していけば大丈夫だと思います。

大検について

大検について紹介してきましたが、皆さん大検にはどんな印象を持っているのでしょうか?

大検取得者イコール中退者もしくは中卒という印象が非常に強いと思いますが、そんな大検も今や高卒認定となったことにより、在学中の高校生も受けられるようになったことによって、そんな印象もいずれ薄らいでいくのではないかと思うんですよね。ただ、昔の大検はそういった制度ではなかった為に、やはり『中退者か』と思われてしまうケースもいまだにあるかもしれません。(中退かどうかは履歴書なんかを見ればわかる話ですが・・・)

やはり私の周りの大検取得者でも、『就職の面接の際に、「なぜ退学することになったのか」、を聞かれるのが嫌だ』とか『大検を取得しようと思ったきっかけについて聞かれるのが嫌だ』とか『大検は高校の卒業資格とは違うと言われるのが嫌だ』と言ったように、やっぱり厳しい意見を言われることもあって嫌な思いもしたと言っていました。

でも、私が思うに、高校を卒業しても、卒業しなくても、そのあとそう生きていくかの方が重要だと思うんですよね。たとえばせっかく高校を卒業しても大学に行くわけでもなし、就職するわけでもない、親のすねをかじって生きて言っている人も沢山いると思うんですよね。でも、中退したからにはもう社会人だから、親を頼らず自分で生活していかなくてはいけない、と一生懸命働いて家にお金を入れている人もいますよね。

そして一度は諦めて中退してしまったものの、後から後悔して大検を受け、大学へ行きちゃんと学ぼうという気持ちを持っている学生の人も沢山いると思います。大検を受けようが受けまいが、高校を中退しようがしまいが、どんな回り道をしても近道をしても、後からそんな生活態度で生きていくかが、結局は1番重要なことですからね。

大検の話とニュース関係の雑談

大検の話と今回ズレるのですが、高校受験に関するニュースで合格圏内にいた学生が、外見で落とされたというニュースがありましたよね。そしてその落とされた子供22人のうちの1人の親が、『子供の人生が変わってしまった』というニュースがありました。その親がいうには、『外見で判断しないでほしい、22人の子供たちの人生が変わってしまったことを理解してほしい』というようなことを訴えていたそうです。

これは難しい話なのですが、外見で人を判断してはいけないというのは確かにそうですよね。でも、TPOをわきまえて外見を正しくさせるというのも教育のひとつなんだと思うんですよね。合格圏内にいたのに外見で落とすのはおかしい、と言いますが、確かにそうかなという思いと、それは違うだろうという思いと、どっちもあるんですよね。

ですがその子の生活態度を聞いていると、茶髪にしたことから学校で教室に入れてもらえず、不登校に。・・・まずこの時点で黒髪に戻していればそうならなかったと思います。そして転機をかけて転校させ、親類の家に下宿させ、塾に通うなどして個別指導を受けながら、高校受験に備えてきたのだそうです。そして『合格すると思う』と勉強面では自信満々だったそうです。・・・この時点でも服装などの乱れは直っていなかったのであれば、せっかく転校して高校受験に備え勉強していたのに何の意味もないですよね。転機だと思い転校させたのであれば、親はそういった外見も大事だというところにも力を入れて教育して行けばよかったんですよね。

この親は、いい就職先を見つけるのにも外見は重視されない、中身が大事だとでも教育するつもりだったのでしょうか。大検に関してもそうですが、高校辞めても大検に受かればいいんだよ。なんて甘い考えでは、結局いい大学を出ていようが、どこに勤めても長続きしないのでは?と思うんですよね。このニュースを見て、例えば大検に向けて一生懸命合格して、その先の人生を頑張っている人もいるのに、一般常識を知らないだけで、『学校のせいで子供の人生が変わった』と言ってしまう親はどうか、とも思ってしまいますよね。大検を受けてもう一度頑張ってみるという道は考えられなかったのでしょうか。全てにおいて子供のあきらめの思いを感じます。

大検という資格について

大学入試試験を受ける為には高校の卒業資格が必要なわけですが、例え途中で高校を退学してしまっていて、高校の卒業資格がない人であっても、その「高校の卒業資格」というのはこの大検でそれに代わるものがとれるんですよね。大検で高卒と同等である資格をとってしまえば、大学を無事に受けれるということです。

ですが、ここで勘違いしがちなのは、高校の卒業資格と大検は違います。あくまでも「同等」であるだけで、高校を卒業したのとは違うので、資格を受けたり、大学入試を受けたりすることはできるのですが、高校を卒業したわけではないので、「学歴」扱いではなく「資格」扱いなんですよね。学歴は就職する際に有利です。もちろん資格も職業によっては非常に有利なんですが、例えば就職先の上司は「頭の良し悪しは問わない」としても「真面目さ」を問われることもあります。高校を辞めた理由を面接の際に聞かれて「学校が嫌で辞めました」と自分から正直にいう人はいないかもしれませんが、高校を退学した理由が、「大した理由ではない」と判断されてしまえば、「この人は嫌なことがあればすぐに辞めてしまうかもしれない」と判断される可能性もあります。

例え大検を取得して、大学を受ける資格を得ていたとしても、過去に高校を途中で辞めてしまったという経歴があれば、そういった印象を与えてしまう可能性があるのです。もちろん真面目に働いていくうちに「この人は中卒でも高卒の人よりも、よっぽど真面目に働いてくれているな」と評価してくれる会社は沢山あると思いますが。ですが、大検を取得して大学を受験、そして合格し、無事に卒業する・・・という段階を踏んでいない限り、ただ大検を取得しただけでは就職する際には不利になる可能性もあります。(どこの会社でもそういった判断するとは限りません。あくまでも可能性の話です。)

大検の資格者

大検を取得できると高校卒業と同じ扱いだという人がいますが、あながち間違いではないですが、ちょっと違うような気もします。

大検に合格たのと、高校を卒業したのとの違いは、高校卒業というのは『高校卒業の学歴』がつくこと。そして大検に合格すつということは『高校卒業と同等の資格』が得られたと言うことなんですね。

良く言えば大検に無事合格することができると、高校を卒業していなくても大学などへの受験が可能になり、高校に3年間も通わなくても、大検に合格してしまえば、高校卒業者と同じ扱いを受けられる・・・ということ。ちなみにこの大検は、たとえ中学校を卒業していなくても、満16歳以上の人であれば誰でも受けられるのです。(合格した時が18歳未満なら18歳になってから合格したとみなされるのだそうですが。)

そして悪く言えば、あくまでも受験するための資格を得られただけのことであって、高校を卒業したとみなされたわけではないので、学歴はその後大学を卒業するまでは中卒扱いになりますよね。これは、就職する時にも少しフリかもしれません。民間企業の大多数が、やはり高校中退をよく思っていないからだそう。ですが、大検を取得したことによって受けられることになった国家資格などに合格すると、やはり資格というのは強いので、ちゃんと就職できると思います。

大検は通信制や定時性、そして単位制などの高校に通っている人も受検することができるのですが、全日制の高校については、大検の試験日当日に、学校へ在籍していることになっていると、受けることは不可能なようです。もちろん休学も含まれるのだとか。ですがこれは高認になってから制度が変更したようなのでご注意を。あくまで大検の話になります。

そして全日制高校へ通っている人でも、試験初日の前日までに学校を中退する予定で、大検の出願をした後、指定された手続きをきちんと行えば受けられるという話もあります。

大検は今…

ここで何回か言っていますが、大検といえば【大学入学資格検定】の略ですよね。その大検も平成17年度から【高等学校卒業程度認定試験】という名前に変わったことはもうご存じだと思います。この大検にかわる高卒認定とよばれるものは、現役高校生の間ではもう浸透している言葉かもしれませんが、今まで大検を受けてきた人は、今でも【大検】という名前のほうがわかりやすいでしょうね。

大検を受けるきっかけにはいろいろな理由があるでしょうけど、それぞれの理由によって高校を卒業できなかった(もしくはしなかった)人のために、高校卒業と同等の資格を与えてくれるというものが大検ですよね。その大検の試験に合格すれば、行きたかった大学、もしくは短大、もしくは専門学校などの受験資格が与えられるようになるわけです。もちろん高校卒業の資格と同じだと認定されるわけですから、就職などでも便利になるということですね。

大検のことに関しては、年齢制限の問題や、現役高校生は大検を受けれるのかといろいろな問題があるわけですが、名前が大検から高卒認定と変わったと同時に、もちろん内容も少し変ったとのことですから、高卒認定で調べてみるといろいろな制度について出てくると思います。大検を自分の人生にどう生かすかしっかり考えて、大検を受験してみてくださいね。

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大検の話題

大検を受けるにあたって、まず自分で思わなくてはいけないことは、自分の人生を無駄だと思ってはいけないことだと思います。

どんな理由で学校を辞めたのかはわかりませんし、それぞれの事情があったことだと思います。でもそこから大検という道を選んだのなら、きっとそれまでのことも無駄ではないということです。もしみんなと同じように当たり前に高校に通い続ければ3年もかかる道を、大検ならわずか2、3ヵ月くらいで通り抜けてしまうというのが大検。

そのたった2、3ヵ月の間、勉強は要領よく、ムダのない勉強法を行っていけば、合格通知のくる9月半ばには、今までクラスメイトだった人達をとっくに追い抜いてしまうということです。それどころか最近卒業式が終わったばかりの高校生と同じ資格を持つ人として扱ってもらえるということ。大検というのはこんなにラッキーな制度なんですね!

そんな大検も今は制度が若干かわり、名前も高等学校卒業程度認定試験と変わりましたが、現役の高校生でもこの高認を受けれるようになったとかいう話なので、その大検にかわる高認を現役で受ける人に負けないように一生懸命頑張ってほしいと思います。

大検は今はなくなってしまいましたがこのサイトは大検として続けていこうと思っています。

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